[ここだけ]のアイデア/技術/伝統が
増えていく、変えていく。
わたしたちの生活や仕事のなかで
[商品/サービス]などのシェア拡大を
他との[競争]とよくいわれますが
スポーツのように人と人が直接対決で
得点/タイムなどで勝ち負けを決める
[競争]は起きているのでしょうか
[企業/団体]から見ると商品/サービスは
売上/利用の[個数/人数/金額]などで
勝ち負けを決める[競争]に思えますが
[消費者]は価値あるモノを選んでいて
実際は[競争]の勝ち負けではなく
人々から[選ばれるか]でしょう
[ほしくなる][利用したくなる]など
選ばれているモノは
独自のアイデア/技術/伝統など
[ここだけ]が多いでしょう
わたしたちはそうしたモノに
自然と価値を感じているのでしょう
選ばれている商品/サービスは
真似されることも多いでしょう
[真似されたモノ]が増えていくと
[価格]でしか選ばれなくなり
やがて値下げ合戦の消耗戦につながり
共倒れになってしまうかもしれません
他の商品/サービスが選ばれることに
[隣の芝生が青く]見えたり
[対抗心]が芽生えたりしますが
せっかく労力/時間をかけてきた
[アイデア/技術/伝統]は真似をせず
尊重して称賛するべきでしょう
真似をしようとする労力/時間を
独自のアイデア/技術を[育てる]ことに
ここだけのモノを[つくる]ことに
向けてみませんか
それは自分たちが携わるモノの
次の魅力や価値につながるでしょう
自分たちが携わるモノを
地域で/世界で[ここだけ]の視点で
じっくり見つめ直すと
気づいていなかった[ここだけ]が
意外な魅力や価値が
見つかるかもしれません
[ここだけ]が増えていけば
例えば[技術]なら[ものづくり振興]に
例えば[場所]なら[観光振興]に
それらが地域に増えれば[地域振興]に
それは生活を/社会を
より豊かに変えていくでしょう
[一極集中]は混雑による
[時間のロス][需要の取りこぼし]など
[失うもの]も多いことから
[分散化社会]が望ましいといわれます
法令などで分散させる方法もありますが
各地で[独自性][新しいアイデア]が発揮され
[行きたい][住みたい]と思う人々が増え
分散が進むほうが望ましいでしょう
ひとつの基準/価値観だけで
優劣/順位をつけようとすると
[上位だけ/一部だけ]が脚光をあびて
[ここだけ]のアイデア/技術/伝統には
なかなか光が当たりにくいでしょう
多くの[ここだけ]に光を当てると
きっと[差別]も[格差]もなかったことに
なるかもしれません